招待講演:ボストン大学主催のAlとロボットのシンポジウム

2日間にわたってボストン大学にて、Alとロボットのシンポジウムが開催されました。http://sites.bu.edu/emsconf/

私はこのシンポジウムのインターナショナル・アドバイザーとして、また、2日目の” Should Robots Be Our Friends? Ethical and social scientific implications of the growing emotional engagement of humans with AI agents and robots”と題した、ロボットと人間の関係に関するシンポジウムで発表をしました。

今回のシンポジウムは、ボストン大学コミュニケーション学部が主催しているため、哲学や社会学、心理学など多くの人文社会学系の研究者が出席し、ロボットの権利(人権とは違う権利)の必要性や、Siriや Alexaとのエンゲージメントに関する米中間比較調査など、興味深い調査結果が報告されました。

ノーベル物理学受賞者のシェルドン・グラショー教授と。

ノーベル物理学受賞者のシェルドン・グラショー教授からは、今みんなが心配している人間を超えるスーパーインテリジェンスAIやシンギュラリティは、起こり得ないだろうというお話を頂きました。

このAGIに関する同様の批判は、ケンブリッジ大学人工知能グループ代表のJohn Daugman教授からもセミナーに出席した際に聞かれており、私たちはSFのイメージに惑わされるのではなく、AIに関するより現実的なしっかりとした理解が必要なのだと思いました。

ご招待頂いたボストン大学のJames Katz先生と関係者の皆さまにに感謝致します。

About Toshie Takahashi

Toshie Takahashi is Professor in the School of Culture, Media and Society, Waseda University, Tokyo and Faculty Associate at the Harvard Berkman Klein Center for Internet & Society. She has held visiting appointments at the University of Oxford and the the University of Cambridge as well as Columbia University. She conducts cross-cultural and trans-disciplinary research on the social impact of robots as well as the potential of AI for Social Good. 【早稲田大学文学学術院教授。ハーバード大学バークマンクライン研究所ファカルティ・アソシエイト。ケンブリッジ大学ならびにコロンビア大学客員研究員。現在、人工知能の社会的インパクトやロボットの利活用などについて、ハーバード大学やコロンビア大学、ケンブリッジ大学と国際共同研究を行っている。東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会テクノロジー諮問委員会委員。】
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