デジタル・ネイティブを越えて@Nextcom vol. 18 (KDDI総研)

早稲田大学文化構想学部「グローバリゼーションとメディア」の講義の中でお話しした「デジタル・ネイティブ概論」の内容です。ご参考までに。

要旨

「デジタルネイティブ」‐この現代の若者を捉える言葉は、インターネットやソーシャルメディア、携帯電話などデジタル技術の急速な普及とともに世界中で活発に論じられてきた。しかしこの言葉には同時に多くの批判も投げかけられている。本論文では、まず「デジタルネイティブ」という言葉の定義を明らかにし、世界及び日本における研究動向を紹介する。そして「デジタルネイティブ」概念に対する批判や限界について考察し、現代社会における若者とメディアを捉えるために有効な視点を提示していく。

キーワード

デジタルネイティブ、若者、メディア、スマートフォン、ソーシャルメディア

デジタルネイティブを越えて(PDF 全文1.8MB)

高橋利枝「デジタルネイティブを越えて」Nextcom vol. 18, 2014 summer.

About Toshie Takahashi

Toshie Takahashi is Professor in the School of Culture, Media and Society, as well as the Institute for Al and Robotics,Waseda University, Tokyo. She was the former faculty Associate at the Harvard Berkman Klein Center for Internet & Society. She has held visiting appointments at the University of Oxford and the University of Cambridge as well as Columbia University. She conducts cross-cultural and trans-disciplinary research on the social impact of robots as well as the potential of AI for Social Good. 【早稲田大学文学学術院教授。元ハーバード大学バークマンクライン研究所ファカルティ・アソシエイト。現在、人工知能の社会的インパクトやロボットの利活用などについて、ハーバード大学やケンブリッジ大学と国際共同研究を行っている。東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会テクノロジー諮問委員会委員。】
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