Category Archives: 東京オリンピック・パラリンピック

ACM、ステファン・イバラキ氏によるインタビューを受けました!

2019年6月20日、ACM、ステファン・イバラキ氏よりビデオインタビューを受けました。イバラキ氏は、国連ITU「AI for Good」グローバルサミット共創設者でもあります。 インタビューでは、ACMチューリング賞受賞者のヨシュア・ベンジオ氏に対する私のインタビューや、私自身がAGIやAI社会の未来についてどう思っているかなどについてお話ししました。 さらに、日本やアメリカ、イギリスでこれまで私が受けた教育や、異文化に対する適応などについて聞かれました。 そして英国ケンブリッジ大学、米国ハーバード大学やコロンビア大学など、海外の大学と行っているAIに関する国際共同研究についてや、これからの私の目標などについて尋ねられました。 事前打ち合わせなしで、15分くらいの簡単なインタビューと聞いていたのですが、実際は40分以上にも及ぶロングインタビューとなり、途中うまく説明出来ないところもあっていろいろと大変でしたがとてもいい勉強になりました。 貴重な経験をさせて頂きましたことに心より感謝しております。 http://stephenibaraki.com/acm/interviews/v0619/toshie_takahashi_acm.html

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ブログ『スマートウィズダム』No.7『スマートホスピタリティ:多言語翻訳アプリVoiceTra』

2020年東京オリンピック・パラリンピック大会で、日本を訪れる外国人にとって最も大きな問題は何でしょうか? 浅草、渋谷、原宿で外国人観光客190名に聞いたところ、「言葉の壁」という答えが最も多かったです。しかしながら、2年後のオリンピックまでに国民全員が英語やフランス語、中国語など、日本を訪れる外国人に合わせて言葉を習得するのは、不可能というもの。そのため多言語音声翻訳アプリの開発に期待が寄せられています。翻訳アプリというとグーグル翻訳などが頭に浮かびがちですが、今回は日本が誇るVoiceTraについて、政府や企業など技術開発者に対するインタビューから述べたいと思います。

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ブログ『スマートウィズダム』No.6『2020年東京オリンピックの遺産(2):ソフトレガシーとして残せるもの』

平昌オリンピック2018も閉幕を迎え、パラリンピックが始まります。世界各国の選手による身体の極限への挑戦やパフォーマンスの美しさ、国を超えた友情など、私たちに多くの感動を与えてくれました。また、開会式からプロジェクションマッピングやドローンなどのテクノロジーを駆使して、オリンピック開催におけるテクノロジーの可能性を示してくれました。あと2年に迫った2020年東京オリンピックでは、ソフトレガシーとして私たちは一体何を残すことが出来るのでしょうか?

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招待講演:ロボット工学とスポーツサイエンス@Italy-Japan Workshop 2017

2017年12月8日、早稲田大学 先端生命医科学センターにて、Italy-Japan Workshop 2017 (テーマ: ロボット工学とスポーツサイエンス)が開催されたました。 私もキーノートスピーカーとして『AI(人工知能)/ロボットの社会的インパクト: Tokyo2020、ポストオリンピックに向けて』(英語)について講演をしました。 駐日イタリア大使H.E. Giorgio Staraceのお招きで、イタリア大使館でレセプションが行われました。大使の奥さまの暖かいおもてなしに感激しました。レセプションの締めくくりとして、パオロ・ダリオ先生達を囲んで、早稲田大学の橋本副総長や高西先生、学生さん達が、早稲田大学の校歌を熱唱しました!      

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『AI/ロボット社会の未来』@STSフォーラム2017

AI社会の未来について探求するため、STSフォーラム(科学技術と人類の未来に関する国際フォーラム)2017に参加しました。2017年10月1日から3日まで京都国際会館で行われたこの国際会議には、皇太子ご夫妻、安倍首相、世界各国の大臣やノーベル賞受賞者、企業、大学の研究者など80カ国から約1400人が参加し、連日活発な議論が繰り広げられました。私はロボット研究の権威であるパオロ・ダリオ先生のセッションで『ロボットの将来』について議論しレポーターを務めました。

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招待講演:アルスエレクトロニカ2017

2017年9月7日から11日まで、オーストリアのリンツにて、アルスエレクトロニカが開催されました。 私は、ARS ELECTRONICA TOKYO INITIATIVEで、2020年東京オリンピックと未来の日本についてお話しました。 アルスエレクトロニカ2017のテーマは『The Artificial Intelligence -The Other I 』 “The Other I”- Technology as Antagonist or Alter Ego? 「もう一人の私」-AIは人間のライバルか?分身か? 人間を参照し真似をすることによって発展して来たAIやロボット。しかしながらその目覚ましい発展により「もう一人の私」とも呼べる存在になりつつあるAIに対して、人間が抱く懸念や葛藤を、アーティストや科学者、産業など多様な形で表現していました。

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『ロボットとスマート化の社会的インパクト』 @ IEEE RO-MAN2017

ロボットの国際学会(RO-MAN2017)で、『ロボットとスマート化の社会的インパクト: AI/ロボットの将来の社会的便益に関する日米国際比較』について発表しました。国際学会のテーマが、「生活の質を向上するための人間とロボットの共創やアシスタント(Human-Robot Collaboration and Human Assistance for an Improved Quality of Life)」でしたので、特に日本社会におけるロボットとのエンゲージメントと、超高齢社会における社会的便益性について発表しました。 私の発表では、「アイボ・ロス」に対して、アメリカ人の法学者が日本人のアイボとのエンゲージメントについて疑問を投げかけました。子供がロボットに親密性を感じるのはわかるが、大人が単なる『モノ』(just a thing)であるロボットに対して親密性を抱くのはおかしいというのです。 会場にいたアメリカやヨーロッパの先生の中でも、この意見に対して賛成する人もいれば、長年乗った愛車を廃車にした時に抱いた感情を例に出して、『モノ』に対して親密性を感じるのはおかしいことではない、という人もいました。 この西欧と日本におけるロボットに対する情緒的関与や嗜好性の差異に関しては、日本のロボット産業がグローバルに展開するために、重要なキーファクターになると思いました。 他には、産業や病院、日常生活など、多様な局面で人間をアシストするロボットについて研究発表がなされました。例えば、スマートフォンとロボットのエンゲージメントの差異に関する小児科病棟での実験の発表もありました。この研究は、同じくまのキャラクターを使って、1.ぬいぐるみ、2.スマートフォンの2次元の液晶画面、3.対話型ロボットの異なる3つ媒体に対する子どもの反応の違いについて観察したものです。 国際学会を通して、私が最も興味深かったのは、ソフトロボットによるコミュニケーションの可能性です。スマートフォンやLINE、フェイスブックなどのソーシャルメディアを超えた、次世代のコミュニケーションについて、AIやロボットの可能性について今後さらに探求していきたいと思います。 T. Takahashi (2017) ”Robots and the Social Impact of Smart: Cross-cultural research on the future social benefits of AI/robots between the … Continue reading

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DAH/ハーバード大学とのAI(人工知能)に関する国際シンポジウム『AI for Social Good』発表論文集(第2版)をアップしました!

2017年3月6日、7日、早稲田大学にて開催した、DAH/ハーバード大学とのAIに関する国際シンポジウムの発表論文集(第2版)をアップしました。 第2版では、プロローグ(解説)『ソーシャルグッドのための人工知能 : AI 時代のチャンスとリスク』をアップデートしました。 AI in Asia韓国大会で発表した「AIの社会的インパクト(”Robots on the road to Tokyo Olympics 2020: Complexity and the Social impact of AI in Japan”)」を発展させるとともに、本シンポジウムに登壇していただいた26人全ての発表論文から、AIに関するチャンスとリスクを抽出、分類し、解説を加えました。 Yuval Noah Harari(2017)の”Homo Deus”も考慮しました。 なお、個別の発表論文に関しては、掲載の了承の得られたもののみ採録いたしました。詳細はこちらまで 

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ブログ『スマートウィズダム』No.5『2020年東京オリンピックの遺産(1):レガシーとしてのスマートスタジアム』

2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて、レガシーとしての「スマートスタジアム」の可能性について考察するためには、スタジアムに頻繁に通うサポーターばかりではなく、普段スタジアムに足を運ばない人々の意見も反映する必要があります。今回は、若者とテクノロジーに関する調査(n=301;平均年齢20.3歳;男女比48.5%: 51.5%)から、東京オリンピックにおける「スマートスタジアム」の課題と可能性について述べたいと思います。

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『2020年東京オリンピックに向けてーAIとロボットの複雑性と社会的インパクト 』@AI in Asia Seoul

2016年12月16日にソウルの高麗大学法科大学院(Korea University Law School)で行われた「AI – Ethics, Economics and Societal Impact」では、機械学習や自然言語処理などAIの技術が進歩することで生じる倫理やリスクの面に焦点が当てられました。私はsocial impactのセッションで「2020年東京オリンピックに向けてー人工知能とロボットの複雑性と社会的インパクト」についてお話しました。 AI in Asia 韓国大会プログラム

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