Category Archives: 若者とメディア

IAMCR(国際メディア・コミュニケーション学会)参加報告@Nextcom vol.24(KDDI総研)

2015年7月12日から16日の間、モントリオールにおいて、IAMCR(国際メディア・コミュニケーション学会)が開催された。 「コミュニケーションの力」をテーマに、 情報メディアのさまざまな問題について活発な議論が行われた。 ◆ IAMCRモントリオール大会の概要 国際メディア・コミュニケーション学会(International Association for Media and Communication Research: IAMCR)は、1957年 12月にパリのユネスコで設立さ れた、情報メディアに関して世界で最も由緒ある国際 学会です。設立当初は15カ国を代表する情報メディア の専門家で構成されていましたが、現在では世界100 カ国以上の学会会員で構成されています。情報メディ アに関する社会的、政治的、技術的、政策的、文化的 問題など多岐にわたってアプローチすることにより、 メディア・コミュニケーション研究をグローバルに発 展させていくことを目的としています。 2015年モントリオール学会大会は、“Hegemony or Resistance? On the Ambiguous Power of Communication” というタイトルで、「コミュニケーションの力」をテー マに開催されました。世界各国から 1,300人以上が参 加し、数百に及ぶパネルセッションが組織され、活発 な議論が行われました。 オープニングの基調講演は、ユネスコの知識社会部 門のディレクターである Indrajit Banerjee … Continue reading

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『SNSの生み出すチャンスとリスク』@新鐘81号 

スマートフォンやソーシャルメディアの普及から、現代の若者は「絶え間ないコンタクト世代」と呼ばれている。総務省の調査(2014)によると、若者のスマートフォンの利用率は6割(10代63.3%、20代87.9%)、ソーシャルメディアの利用率は7割を超えている(10代76.3%、20代91.0%)。現在最も人気のあるソーシャルメディアはLINEであり、10代では7割、20代では8割が利用している(図1参照:出典 総務省情報通信政策研究所『平成25年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査』、2014年)。 デジタル世代である現代の若者は、頻繁にソーシャルメディアでコミュニケーションを行い、絶え間なくつながっている。この絶え間ないつながりは、友達や家族との親密性の強化、ネットワークの構築、写真による印象管理、音楽や動画などの共有、共創など新たな機会を与えている。 しかしながらその一方で、アメリカの精神科医シェリー・タークルは、絶え間ないつながりに対する期待とともに育った10代の若者は、「(絵文字を濫用し、意見より即座の返信を期待しがちな)デジタル化された友情」(Turkle, 2011)によって新たな不安を抱えており、「ついにはロボットとの友情だけで十分だという考えを受け入れるようになる」と警鐘を鳴らしている。ソーシャルメディアへの依存はアメリカばかりでなく、日本においてもLINEの既読機能による「LINE疲れ」や中毒などが指摘されている。 このようにスマートフォンやソーシャルメディアによる絶え間ないつながりは、新たなチャンスを生んでいる一方で、いじめや中傷、プライバシーの侵害、デジタルタトゥー(永遠に消えない情報)、ストーカー、不安や孤独感、依存や中毒など新たなリスクも生んでいるのである。 リスク社会を生きるために必要なリテラシー 私たちが生きている現代社会は、デジタル化、グローバル化が急速に進み、リスク社会と呼ばれている。例えば、原子力発電や地球環境問題、インターネットなどに対するリスクマネジメントは、政府や企業ばかりでなく、個々人にとっても重要な課題である。科学技術は私たちの暮らしを便利にしている一方でリスクをもたらす諸刃の剣なのである。デジタル技術も例外ではない。 特にスマホやSNS依存に関しては本人が気づかないことが事態を深刻にしている。アメリカ、オーストラリア、韓国などでは深刻なネット依存に対して、ネット依存度検査の義務付けや深夜時間帯のアクセス制限、デジタルダイエットなど様々な試みがなされている。デジタルダイエットとは、カロリー摂取過多や生活習慣によるメタボリックシンドロームと同じように、情報摂取過多、スマホやSNSの利用過多などデジタル生活習慣によるデジタルメタボやネット中毒を意識化し、デトックスする方法である。 リスク社会に生きている以上、一人一人がリスクを意識化し、リスクマネジメントをしなければならない。チャンスを最大限に享受し、リスクを最小限にするためのデジタル・リテラシーが必要とされるのである。 新鐘81号 【本文 PDF】

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“What Digital Tattoos for Your Child?” @Parenting for a Digital Future by The London School of Economics and Political Science

Young people are often called ‘digital natives’ because they are born in the digital age. However, digital natives are not born with digital literacy; they learn it. And like all learning, this means making mistakes again and again. There are … Continue reading

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招待講演”Always on and Connected”@国際交流基金ロンドン

国際交流基金ロンドンで講演をしました。若者とソーシャルメディアについて、日本、アメリカ、イギリスで行ったインタビュー調査から「絶え間ないつながり」についてお話ししました。オックスフォード大学教育学部のクリス・デービス先生がディスカッサントをして下さり、企業、教育関係、大学関係の方など多くの方が参加して下さいました。

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デジタル・ネイティブを越えて@Nextcom vol. 18 (KDDI総研)

早稲田大学文化構想学部「グローバリゼーションとメディア」の講義の中でお話しした「デジタル・ネイティブ概論」の内容です。ご参考までに。 要旨 「デジタルネイティブ」‐この現代の若者を捉える言葉は、インターネットやソーシャルメディア、携帯電話などデジタル技術の急速な普及とともに世界中で活発に論じられてきた。しかしこの言葉には同時に多くの批判も投げかけられている。本論文では、まず「デジタルネイティブ」という言葉の定義を明らかにし、世界及び日本における研究動向を紹介する。そして「デジタルネイティブ」概念に対する批判や限界について考察し、現代社会における若者とメディアを捉えるために有効な視点を提示していく。

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“LINE疲れ”はどこから来るか? @Yomiuri Online|読売新聞

デジタルネイティブ世代と絶え間ないつながり 現代の若者は生まれた時からデジタル・メディアに囲まれ、多くの時間を携帯電話やインターネット、ゲーム、TVなど多様なメディアに費やしている。そのため、「デジタルネイティブ」や「絶え間ないコンタクト世代(constant contact generation)」と呼ばれ、アナログ時代に生まれた大人たちとの違いが強調されている。

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グローバル社会におけるソーシャルメディアの可能性@Social Media: Transforming Audience 4(英国ウェストミンスター大学)

Facebook, Twitter, Lineなど、現在世界的に普及しているソーシャル・メディアのグローバル社会における可能性について、英国ウェストミンスター大学で発表をしました1。今回は、この学会発表の内容について、2013年夏に行った高校生と大学生を対象にしたアンケート調査2とインタビュー調査の結果を交えながら、簡単にお話したいと思います。

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「若者とソーシャル・メディア」(その2)@IAMCR(国際メディア・コミュニケーション学会)

「若者とソーシャル・メディア」について国際メディア・コミュニケーション学会で発表をしました1。何故日本の若者は、アメリカ発のツイッターやフェイスブックと、日本発のラインなど、複数のソーシャルメディアを利用するのか?「高コンテクスト文化」と「低コンテクスト文化」の概念を用いて、現在のツイッターとラインの人気について報告をしました。今回はラインの人気についてお話します。

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「若者とソーシャル・メディア」(その1)@IAMCR(国際メディア・コミュニケーション学会)

「若者とソーシャル・メディア」について国際メディア・コミュニケーション学会で発表をしました1。何故日本の若者は、アメリカ発のツイッターやフェイスブックと、日本発のラインなど、複数のソーシャルメディアを利用するのか?「高コンテクスト文化」と「低コンテクスト文化」の概念を用いて、現在のツイッターとラインの人気について報告をしました。今回はツイッターについてお話します。

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「若者とモバイル・メディア」 @ICA(国際コミュニケーション学会)2013

「若者とモバイル・メディア」について国際コミュニケーション学会で発表をしました1。今回の発表では、携帯電話によって可能となった「絶え間ないつながり」について、2000年から実施している若者とメディアに関する調査結果から報告をしました。

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