一般社団法人日本ロボット工業会『50周年記念シンポジウム』@東京ビッグサイトにて、講演を行いました!
高橋利枝『「人を幸せにする持続可能なAI・ロボット社会の創造に向けて」〜国連「A Iのある未来」とProject GenZAI (ムーンショットR&D事業)から〜』 (一社)日本ロボット工業会「50周年記念シンポジウム」2022/10/13.
一般社団法人日本ロボット工業会『50周年記念シンポジウム』@東京ビッグサイトにて、講演を行いました!
高橋利枝『「人を幸せにする持続可能なAI・ロボット社会の創造に向けて」〜国連「A Iのある未来」とProject GenZAI (ムーンショットR&D事業)から〜』 (一社)日本ロボット工業会「50周年記念シンポジウム」2022/10/13.
日本とスウェーデン20大学による「MIRAI」コンソーシアムにて、国連「AIのある未来」プロジェクトとムーンショットについてお話させて頂きました。尾形先生はじめ、関係者の皆さま、どうもありがとうございました。
Takahashi, T. “Human first innovation: Lessons from two human-centered AI projects (UN and Moonshot)”, MIRAI2.0, 2022/9/30.
国連のウェブサイト:unite.un.org/…/future-ai-voices-global-youth-report-launched
プロジェクトの詳細はこちら
2022年4月8日、AIガバナンス・シンポジウムシリーズ「人間中心のAIに向けて: 日本モデル」(イェール大学/ジョージタウン大学共催)が開催されました。
東京大学未来ビジョン研究センター長の城山英明先生、中央大学の平野晋先生と一緒にパネリストとして参加いたしました。
ジョージタウン大学法科大学院April Doss教授による開会のご挨拶の後、最初に城山先生が、日本の国際戦略と文化的次元(人とAIの関係)についてお話されました。
次に、平野先生が、内閣府の人間中心のAI社会原則、総務省のガイドライン(開発、利活用)、OECD、G20の原則等についてお話されました。
最後に私から、『ヒューマン・ファースト・イノベーション』について、現在行っている国連『AIのある未来』プロジェクトと、人文社会系の立場から参加しているJSTムーンショットR&Dについてお話ししました。
質疑応答の後、「日本がAIガバナンスの構築で世界に貢献できること(強み)は何か、或いは世界とどう協力すべきか」についてパネリスト全員がそれぞれの立場から意見を述べました。
最後はジョージタウン大学 Anupam Chander教授によるクロージングリマーク。そしてシンポジウムは無事に終わりました。
オーガナイザー、モデレーターを務められたジョージタウン大学の吉永京子さん及び関係者の方々、ご参加頂きました皆さまに、心より感謝いたします。ご招待頂きまして、どうもありがとうございました。
2022年2月26日 第7回次世代ロボット研究機構シンポジウムが開催されました。
今回のシンポジウムは、【カーボンニュートラルを実現するロボット技術】~文理融合による研究開発戦略~ というテーマでした。
私は、文理融合による研究開発戦略の事例として、「人を幸せにするAI・ロボット開発に向けて」 〜Project GenZAI (ムーンショットR&D事業)の試み〜 」というタイトルで講演をしました。
概要:人を幸せにするAI・ロボット開発のためには、「ヒューマン・ファースト・イノベーション」が必要不可欠です。「ヒューマン・ファースト・イノベーション」とは、①人間中心、②文理融合、③自己創造の3つの要素を含んだイノベーションのことです。
現在、人を幸せにするAI社会の創造に向けて、「ムーンショット型研究開発事業」において、「一人に一台一生寄り添うスマートロボットAIREC」プロジェクトに人文社会系の立場から参加しています。プロジェクトGenZAIでは、世界に受け入れられるスマートロボットを開発するために、ケンブリッジ大学やスタンフォード大学をはじめとする世界のAIロボット研究者と協働し、ELSIの視点から大規模国際比較調査を行なっています。
ご招待いただきました次世代ロボット研究機構長の大谷淳先生をはじめ、関係者の方々、ご参加いただきました皆さまに心より感謝いたします。どうもありがとうございました。
この度、国連との共同プロジェクト『AIのある未来』をリリースいたしました。
☆目的
2021年9月10日、国連グテーレス事務総長は、昨年国連が創設75周年を迎えた節目として、「私たちの共通の課題(Our Common Agenda)」を発表しました。
この11番目の課題として、「若者に耳を傾け、協働する(Listen to and work with Youth)」が掲げられています。そのため本プロジェクトは、この課題に応えるために、次世代を担う若者のAIに関する意見を国連に届け、より良い未来社会を共に創ることを目的としています。
☆対象者
10歳から24歳の方を対象としています。
☆内容
AIに関するアンケート調査とイマジネーション・チャレンジです。
アンケート調査では、AIとは何か?AIがもたらす新たなチャンスとリスクなどについて、質問に答えながら学べるようになっています。
イマジネーション・チャレンジでは、想像力をはたらかせて、AIのある未来を思い描いてみてください。①人を幸せにするAI、②人を不幸にするAI、③仕事の未来、の3つの選択肢の中から好きなテーマを選んで、プロポーザルを書いてください。
他の人のプロポーザルの中でいいと思うものがあったら、投票してあげてください。
☆優秀賞
優秀者は、2022年5月、国連が主催する『若者とAI』会議にご招待し、スピーチをお願いする予定です。(オンラインの可能性あり)
☆本プロジェクトは、国連の情報通信技術局データ・分析・最先端技術部門長Lambert Hogenhout氏より依頼された、国連との共同プロジェクトです。
日本語版も作成致しましたので、多くの方にご参加頂けますと幸いです。(登録方法など、手順を説明したビデオを作成しましたので、ご参考にして頂ければ幸いです。)
どうぞよろしくお願い致します。
共同研究代表
国際連合:ランバート・ホーゲンハウト(情報通信技術局データ・分析・最先端技術部門長)
早稲田大学:高橋利枝(文学学術院教授)
【お問い合わせ先】
A Future with AI運営事務局(早稲田大学高橋利枝研究室)
〒162-8644
東京都新宿区戸山1-24-1
1-24-1,Toyama,Shinjuku-ku,Tokyo,162-8644,JAPAN
E-mail: afuturewithai.jp@gmail.com
2021年11月30日に開催された、ユニセフ主催グローバルフォーラム「子供のためのAI」にパネリストとしてご招待頂きました。
次世代を担う子供や若者達の意見をAI開発や政策に取り入れるにはどうしたらいいのか、私が現在取り組んでいる国連との共同プロジェクトやムーンショットR&Dプロジェクトについてお話し致しました。
“AI世界における子どものインクルージョンの確保とそのために”
モデレーター
シャフィカ・アイザックス(ヨハネスブルグ大学准教授)
パネリスト
リオネル・ブロッシ (チリ大学コミュニケーション・イメージ研究所 人工知能・社会ハブ所長)
ソニア・リビングストーン(ロンドンスクール・オブ・エコノミクス大学院 教授)
アレクサンドル・バルボサ(ユネスコ情報社会発展研究地域センター長)
高橋 利枝 (早稲田大学 教授)
https://www.unicef.org/globalinsight/ai-global-forum
2021年10月17日に開催された、中部大学AI数理データサイエンスセンターのキックオフシンポジウムにて、『人を幸せにするAIとは?』というテーマで、基調講演をいたしました。
ご招待頂きまして、心より感謝しております。
以下は御登壇された先生方です。
加藤良文 先生,デンソーCTO,ミライズテクノロジーズ社長
山口佳三 先生,京都大学監事,北海道大学名誉教授・元総長
金出武雄 先生,カーネギーメロン大学ワイタカー冠全学教授
合原一幸 先生,東京大学特別教授
銅谷賢治 先生,沖縄科学技術大学院大学教授
2021年9月29日、2021年度春季(第44回)国際コミュニケーション・フォーラムのパネリストとして、ご招待いただきました。
情報通信学会のパネルの詳細につきましては、以下の通りです。
『シン・デジタル政府』-人にやさしいハンコのデジタル化は可能か
開催趣旨
20年ぶりにIT基本法が改正され、デジタル社会形成基本法が成立した。「誰ひとり取り残さない、人にやさしいデジタル」実現に向けて、9月1日のデジタル庁発足など、デジタル改革は本格化する。この改革では技術的・法制度的課題だけではなく、調達制度などマネジメントの課題、データ活用に関する透明性・信頼性の課題など山積する課題を克服し、デジタル社会を牽引する政府(国・自治体)のデジタルトランスフォーメーションが求められている。本フォーラムでは、デジタル政府を担う政治・行政、民間企業、研究者、消費者・市民などさまざまな立場の方々にご参加いただき、「人にやさしい」「デジタルトランスフォーメーション」の実現方策や、「さらにその先」のデジタル政府に向けたビジョンと課題などを展望したい。
〇2日目:2021年9月29日(水)18:00~20:00
18:00~18:05
前回まとめ・主旨説明
三本松憲生
(情報通信学会 理事/情報通信総合研究所ICTリサーチ・コンサルティング部
主任研究員)
18:05~18:30
基調講演
「デジタルの力を最大化するデジタルガバメントのあり方」
安宅和人(慶應義塾大学環境情報学部 教授/ヤフー株式会社CSO)
18:30~19:30
パネル・ディスカッション
「デジタルの力を最大化するデジタルガバメントのあり方(仮)」
安宅和人(慶應義塾大学環境情報学部 教授/ヤフー株式会社CSO)
高橋利枝(早稲田大学文学学術院 教授)
庄司昌彦(情報通信学会 理事/武蔵大学社会学部 教授)
19:30~20:00
質疑応答