イベント

Digital Asia Hub/ハーバード大学とのAI(人工知能)に関する国際シンポジウム(“AI in Asia: AI for Social Good”)

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AI 化された社会を生きるために必要なものとは

-2020年、2030年に向けて、今私たちに求められていること-

趣旨:

dah_tkyposter昨今、人工知能に関して盛んに論じられていますが、新しいテクノロジーが登場した際に起こるモラルパニックに近いような、極端にネガティブな言説が日本ばかりでなく、世界中で湧き上がっているようにも思われます。このシンポジウムでは、「AI in Asia:AI for Social Good (社会の課題を解決したり、社会をよくしたりするための人工知能)」をテーマに、ハーバード大学を始めとする海外の第一線の研究者をお招きして、2020年、2030年、来たるべき「AI化された社会」に向けて議論を行って参ります。

Digital Asia Hubは、ハーバード大学(Berkman Klein Center for Internet and Society at Harvard University)によって2015年に香港で設立されたアジアに関する研究機関です。今回の国際シンポジウムは、Digital Asia Hub設立1周年を記念した、人工知能に関するシリーズイベントです。2016年11月に香港、12月にソウルで開催され、今回の東京での開催が“AI in Asia”シリーズ最後となります。

登壇者:

海外からは、シリコンバレーのグーグル本社から機械学習チームをはじめ、「AIと健康、バイオメディカル」に関しては、オックスフォード大学のオックスフォードインターネット研究所のビッグデータプロジェクト担当者(Dr. Brent Mittelstadt)が、また「AIとガバナンス」に関してはロンドン王立協会の機械学習プロジェクト(Dr. Michael Veale)やハーバード大学バークマンセンター(Ryan Budish)が、さらに「AIと仕事やクリエイティビティ」に関してはワシントン大学国際関係プログラム(Dr. Winifred R. Poster)やイギリスのサセックス大学の知的所有権法(Dr. Andres Guadamuz)、ドイツのロイファナ大学デジタル文化センター(Dr. Nishant Shah)など、AIの第一線の研究者が来日する予定です。

日本からは、元グーグル(米国本社)副社長/元グーグル(日本法人)名誉会長の村上憲郎さん、総務省情報通信政策研究所調査研究部長の福田雅樹さん、NICTデータ駆動知能システム研究センター長の鳥澤健太郎さん、CiNet西本信志さん、NTTコミュニケーション科学基礎研究所所長の前田英作さん、株式会社KDDI総合研究所の井ノ上直己さん、東京大学大学院特任教授(株式会社Mercury代表取締役社長兼CEO)の大田佳宏さん、アンドロイド研究で有名な大阪大学の石黒浩さんもご登壇される予定です。

オープニングの基調講演は、東京大学准教授の松尾豊先生です。シンポジウムの最初に、まず松尾豊先生のご講演を聞いて、人工知能について正しく理解をし、その後様々なテーマから人工知能についてアプローチしていきたいと思います。

クロージングの基調講演は、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて、NTT栗山浩樹取締役(新ビジネス推進室長・2020準備担当)による“Toward 2020 and beyond powerd by ICT”です!2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会を機に日本がどう変わるのか、また2020年以降、AI化された日本社会がどのような社会になるのか、このシンポジウムのテーマである「AI化された社会を生きるために必要なものとは」の答えを探りたいと思います。

【プログラム】

2017年3月6日:一般公開早稲田大学国際会議場井深大記念ホール(東京都新宿区西早稲田1-20-14)(下記キャンパスマップ18番)

9:30 開場(9:15 受付開始)

総合司会:高橋利枝(早稲田大学・教授、大会実行委員長)

9:45 開式の辞

Malavika Jayaram(Digital Asia Hub所長)

上野和昭(早稲田大学総合人文科学研究センター長)

10:00 オープニング基調講演

松尾豊(東京大学)

10:30 セッション1『 AI:言語と学習』

1.Bettina Berendt (Katholieke大学、ベルギー・ルーヴェン)

2.西本信志 (情報通信機構・CiNet)

3.井ノ上直己 (株式会社KDDI総合研究所・研究マネージャー)

4.Danit Gal (Tencent&Peking大学)

11:30 セッション2『 AI:ガバナンスと政府』

1.Ryan Budish (ハーバード大学・バークマンクラインセンター)

2.福田雅樹 (総務省情報通信政策研究所調査研究部長)

3.Michael Veale (ロンドン王立協会、University College London)

4.村上憲郎 (株式会社村上憲郎事務所代表取締役、元Google (米国本社)副社長/元Google(日本法人)名誉会長)

12:45 昼食

13:45 セッション3『AI:健康とバイオメディカル倫理』

1.Katherine Chou & Lily Peng (Google機械学習チーム)

2.Satchit Balsari (ハーバード大学FXBセンター、WeillCornellグローバル救急医療課&フェロー・チーフ)

3.Brent Mittelstadt (オックスフォード大学オックスフォードインターネット研究所・バイオメディカル・ビッグデータプロジェクト)

4.大田佳宏 (東京大学大学院数理科学研究科特任教授、株式会社Mercury代表取締役社長兼CEO)

15:00 トークセッション『AIが社会・経済に与える影響』

Christopher Clague(エコノミストインテリジェンスユニットEIU)

15:20 ケーススタディ

太田満久(株式会社ブレインパッド・AI開発部長)

15:40 休憩

16:00トークセッション

Nishant Shah (Artez大学学部長、オランダ、Leuphana大学デジタル文化センター、ドイツ)

16:15 セッション4『AI:労働、クリエイティビティ、著作権』

1.Winfred R. Poster (ワシントン大学国際関係プログラム)

2.Andres Guardamuz (サセックス大学知的所有権法)

3.前田英作 (日本電信電話株式会社コミュニケーション科学基礎研究所、所長)

4.石黒浩 (大阪大学、教授)

17:30 クロージング基調講演『Toward 2020 and beyond powerd by ICT』

栗山浩樹(日本電信電話株式会社新ビジネス推進室長・2020準備担当、取締役)

18:00 閉会

18:30-20:30 ウェルカムパーティー:アートナイト(懇親会)

河口洋一郎(CGアーティスト、東京大学大学院教授)

早稲田大学大隈ガーデンハウス(東京都新宿区早稲田鶴巻町538-13) 早稲田キャンパス25号館(下記キャンパスマップ25番)

2017年3月7日:招待者のみ

 9:30 受付開始

総合司会:Malavika JayaramDigital Asia Hub代表)

基調講演:

平野晋(中央大学総合政策学部教授)

10:30 セッション52020年、2030年に向けたアジェンダ』

  1. 栗原聡(電気通信大学院情報システム学研究科、教授)
  2. 藤田雅博(ソニー株式会社、R&Dプラットホーム、システム研究開発本部、開発戦略部 統括部長)
  3. Celina Beatriz(ITS、ブラジル)
  4. 鳥澤健太郎(情報通信研究機構・データ駆動知能システム研究センター(DIRECT)センター長、ユニバーサルコミュニケーション研究所(UCRI))

11:30 ディスカッション:AI化された社会に向けて今、求められていること

  1. Alan Winfield教授(ブリストルロボティクス研究所 サイエンスコミュニケーション部)
  2. Amy Johnson(MIT、HASTSプログラム)

13:00 閉会

“AI in Asia”シリーズは、ハーバード大学バークマンクラインセンターと共にDigital Asia Hubによって計画されたものです。

主催: Digital Asia Hub

共催: ハーバード大学バークマンクラインセンター(Berkman Klein Center for Internet and Society at Harvard University ) 、早稲田大学総合人文科学研究センター、総務省、NICT、NTT、株式会社KDDI総合研究所、公益財団法人情報通信学会、the IEEE Global Initiative for Ethical Considerations in Artificial Intelligence and Autonomous Systems

後援:  読売新聞社

東京イベント企画運営:AI in Asia東京イベント運営事務局(早稲田大学文学学術院高橋利枝研究室)

お問い合わせ先:info.aiinasia.tokyo@gmail.com

両日とも同時通訳あり

早稲田キャンパスのキャンパスマップはこちら

登壇者プロフィール: (名前順)

20161124-ishiguro石黒浩(写真:大阪大学提供)
1991年大阪大学大学院基礎工学研究科博士課程修了。工学博士。その後、京都大学情報学研究科助教授,大阪大学工学研究科教授等を経て2009年より大阪大学基礎工学研究科教授。ATR石黒浩特別研究所客員所長。専門はロボット学、アンドロイドサイエンス、センサネットワーク等。2011年大阪文化賞受賞。2015年文部科学大臣表彰受賞。

inoue%e3%80%80井ノ上直己
1982年京都大学を卒業、1984年に京都大学大学院修了。1998年に工学博士を京都大学から授与。1987年から1991年にATR自動翻訳電話研究所に出向し、言語コーパス、自然言語処理の研究に従事。1991年KDD研究所に復帰。1991年にKDD研究所に復帰し、音声認識、情報検索、情報フィルタリングの研究に従事。2006年からNICTに出向し、2010年NICTユニバーサルメディア研究センター長に就任。NICTにて超臨場感コミュニケーションの研究を10年間推進。2016年に現KDDI総合研究所に復帰。人工知能および超臨場感コミュニケーションの研究に興味を持つ。

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大田佳宏

東京大学大学院理学系研究科情報科学専攻修士課程修了。IBM東京基礎研究所, 日立製作所中央研究所, 東京大先端科学技術研究センターなどを経て現職。博士(数理科学)(東京大学).総務省「AIネットワーク社会推進会議影響評価分科会」構成員。医薬品分野の人工知能、IoTスマートロボットシステム、センシング、ビッグデータ解析に関して革新的技術を実用化する研究開発を行っている。

kurihara栗原聡
慶應義塾大学大学院理工学研究科卒.NTT基礎研究所,大阪大学大学院情報科学研究科/産業科学研究所を経て、2012年より電気通信大学大学院情報理工学研究科教授。同大学人工知能先端研究センターセンター長。博士(工学)。内閣府科学技術・学術政策研究所客員研究官。人工知能、複雑ネットワーク科学、ユビキタスコンピューティング等の研究に従事。著書『社会基盤としての情報通信』(共立出版)。翻訳『群知能とデータマイニング』、スモールワールド』(東京電機大学出版)等。(前)人工知能学会理事・編集長。

kuriyama-ntt栗山 浩樹
1985年にNTTに入社。マーケティング、ビジネスプランニング、人事管理、企業戦略の立案・実施を経験。東京大学でBAを取得し、1992年にペンシルバニア大学のウォートン・スクールでMBAを取得。2003年にホールディングカンパニーの企業戦略企画部長を務め、2005年には中期経営戦略企画室長に就任。2012年に最高経営責任者(CEO)のチーフ・オブ・スタッフと総支配人に任命される。現在は、戦略的事業開発担当上級副社長、NTTグループの2020年のプロジェクト責任者として2020年に向けたB2B2Xビジネスに焦点を当てた戦略的ビジネス開発とビジネスポートフォリオの変革の計画と推進を担当。

%e9%b3%a5%e6%be%a4%e9%a1%94%e5%86%99%e7%9c%9f%e3%83%95%e3%83%ab鳥澤 健太郎
1992年東京大学理学部情報科学科卒。1995年東京大学大学院理学系研究科情報科学専攻中退。同年同専攻助手。博士(理学)を東京大学より授与されたのち、北陸先端科学技術大学院大学助教授、同准教授を経て、 2008年より情報通信研究機構に勤務。現在、同機構データ駆動知能システム研究センター・センター長。一貫して自然言語処理の研究に従事。日本学術振興会賞、ドコモ・モバイル・サイエンス賞先端技術部門優秀賞、Twitter Data Grantsなど受賞。

susumu-hirano_buslawj_100526-023_平野晋
中央大学総合政策学部教授・大学院総合政策研究科委員長。博士(総合政策)(中央大学)。米国弁護士(NY州)。総務省「AIネットワーク社会推進会議」幹事、及び「開発原則分科会」会長。専門は不法行為法・製造物責任法、サイバー法、他。1984年に中央大学法学部法律学科卒。富士重工業(株)に入社。1990年にコーネル大学大学院(法科)修了(法学修士)。コーネル大学在学中に『コーネル国際ロー・ジャーナル』編集委員として法律論文編集に携わり、自身の論文も同誌に掲載される。中央大学専任教授就任前は(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモの法務室長。著書は『アメリカ不法行為法』(中央大学出版部, 2006年)、『体系アメリカ契約法』(中央大学出版部, 2009年)、『電子商取引とサイバー法』(NTT出版, 1999年)(第16回電気通信普及財団賞テレコム〔社会科学〕奨励賞受賞)(いづれも単著)等多数。

DSC_2166福田雅樹
総務省情報通信政策研究所調査研究部長。平成6年に京都大学法学部を卒業。平成19年に東京大学から博士(学祭情報学)の学位を取得。平成6年に郵政省に入省し、主に情報通信行政に従事。平成22年から平成25年までの間、早稻田大学大学院国際情報通信研究科准教授。平成27年から現職。現職では、「AIネットワーク社会推進会議」事務局を総括。このほか、平成25年から早稻田大学国際情報通信研究センター招聘研究員及び早稻田大学政治経済学術院非常勤講師、平成27年から名古屋大学大学院法学研究科非常勤講師を現任。平成20年に電気通信普及財団賞(テレコム社会科学賞)奨励賞を受賞。

shinji_nishimoto西本伸志
2000年大阪大学基礎工学部生物工学コース中退(飛び級)。2005年同基礎工学研究科博士後期課程修了(博士(理学))。2005年から2013年まで米国カリフォリニア大学バークレー校ヘレン・ウィルス神経科学研究所にて博士研究員およびアソシエートスペシャリストとして勤務後、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)脳情報通信融合研究センター(CiNet)主任研究員に就任、現在に至る。大阪大学大学院医学系研究科招へい教授および同生命機能研究科招へい准教授等を兼任。システム神経科学を専門とし、脳情報処理と脳内情報表現の定量理解に関する研究に従事。

maeda-ntt前田英作
1961年浜松市生まれ。東京大学で生物学と数学の博士号を取得。神経科学からパターン認識、コンピュータビジョン、自然言語処理、機械学習など、幅広い分野の研究に従事。共著者は「わかりやすいパターン認識」(オーム社)、「コミュニ ケーションを科学する」(NTT出版)、「環境知能のすすめ」(リミックスポイント)など。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA松尾豊
東京大学大学院工学研究科助教授。東京大学で学位を取得。独立行政法人産業技術総合研究所およびスタンフォード大学に勤務した後、2007年に東京大学教授に就任。日本人工知能学会(JSAI)の編集長を務める。現在はJSAIのELSI委員長兼AISTのAIセンターの企画チーム長。シンガポール国立大学(NUS)の客員教授。研究テーマはWebマイニングと大規模なデータ分析であり、この3年間日本のロボット工学および産業機械への応用のための深い学びの伝道者になっている。

murakami村上憲郎
1947年大分県佐伯市に生まれる。大分県立佐伯鶴城高校卒業後、京都大学に進学。1970年日立電子株式会社のミニコンピュータのシステムエンジニアとしてキャリアをスタート。1978年日立電子のミニコンからの撤退に伴いDigital Equipment Corporation(DEC)Japanに転籍、通産省第五世代コンピュータプロジェクトの担当を務める中で、人工知能(AI)分野の知見を修得、1986年から、米国マサチューセッツ州の DEC 米国本社人工知能技術センターに5年間勤務。1991年日本DECに帰任後は、取締役マーケティング本部長を務める。その後複数の米国系IT企業の日本法人代表を務めた後、2003年4月、Google 米国本社 副社長兼Google Japan 代表取締役社長として Google に入社以来、日本における Google の全業務の責任者を務めて来たが、2009年1月名誉会長に就任、2011年1月1日付けで退任し、村上憲郎事務所を開設。現在、(株)エナリスの代表取締役会長、(株)ブイキューブの社外取締役、(株)ウエザーニューズの社外取締役、社団法人野菜プラネット協会理事長、等も務める。京都大学で工学士号を取得、現在、大阪工業大学客員教授、会津大学参与及び東京工業大学学長アドバイザリー委員に従事。総務省「AIネットワーク社会推進会議」構成員。

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第4次産業革命ーソーシャルメディア、IoT(モノのインターネット)からAI、ロボットまでー
早稲田大学文化構想学部高橋利枝ゼミのゼミ生たちが若者の視点から発信します!

The Revolution in Communication & Technology, from Social Media & the Internet of Things to AI & Robots, as seen through the eyes of young & budding researchers
in Professor Toshie Takahashi’s Media Research Group in Waseda University,
Tokyo, Japan!