日本のエリートアメリカのエリート

ある夜中国人と韓国人とGPAについて話した事があった。日本の就職ってGPAがなぜこんなにも関係しないのか、文系で大学院に行かない選択肢が当たり前な現状、新卒一括採用の不思議さ、など。その時のつぶやきはこんな感じ。

「一般に日本の特に文系大学生が比較的勉強しない現状は就職活動時にGPAがなんら意味を持たない現状を変えるだけで劇的に変わりそう。市場の小さいアジア諸国やコネ無しカネ無しだと就職がキツい中国では就職時にGPAが異常に重視されているから超GPA気にするしアメリカは言わずもがな」

NPから引用文章。日本の大学の現状について。

これは正しいことだし、幼児教育も非常に重要だと思う。
しかし忘れてはいけないのは、日本人の教育レベルは高校までは劣ってないという事実だ。確かに欧米流のトップ校のように個人個人が考える教育は受けられていない人が大半だろう。受験の弊害で極めて画一化された教育になりがちだからだ。だけど、アジアの教育に比べて日本のやり方が間違えとはいえない。中国にしろインドにしろ、高校までは日本もびっくりの詰めこみ型だ。
それなのになぜ彼らが、あれほど社会に出てすぐに使い物になるのか?
プログラミング教育?NOだ!、職業的訓練?NOだ!
高校までと異なり、自分で考える教育を大学の時代にとことんやってるからこれほど差がつく。米国の大学と比べてるんではないよ?
大学の関係者の方もこの点はよく理解されてるはず。このコトにメスをいれるのは簡単ではない。しかし、手を付けやすい幼児教育改革する前に、もっとも効果の高いモラトリアム期間の大学の卒業の難易度を引き上げなければもうだめだと思う。別に今の時代から駄目なのではありません。昔は日本の企業はまずはルーチンワークで給与分働いてもらいながら、徐々に考える力を身につけさせる余裕がありました。しかしその時間がもうないんです。
大学を改革することが一番重要なのです。

 

日本・アメリカのエリートの現状についての記事

https://newspicks.com/news/1701043/body/?ref=picked-news_9384

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