Author Archives: Toshie Takahashi

About Toshie Takahashi

Toshie Takahashi is Professor in the School of Culture, Media and Society, as well as the Institute for Al and Robotics,Waseda University, Tokyo. She was the former faculty Associate at the Harvard Berkman Klein Center for Internet & Society. She has held visiting appointments at the University of Oxford and the University of Cambridge as well as Columbia University. She conducts cross-cultural and trans-disciplinary research on the social impact of robots as well as the potential of AI for Social Good. 【早稲田大学文学学術院教授。元ハーバード大学バークマンクライン研究所ファカルティ・アソシエイト。現在、人工知能の社会的インパクトやロボットの利活用などについて、ハーバード大学やケンブリッジ大学と国際共同研究を行っている。東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会テクノロジー諮問委員会委員。】

ケンブリッジ大学のAI国際会議で発表しました!

2023年4月26日から28日、ケンブリッジ大学「知の未来」研究所でAIに関する国際会議が開催されました。この国際会議は、「Many Worlds of AI: Intercultural Approaches to the Ethics of Artificial Intelligence」と題され、ドイツのボン大学、バーグルエン研究所と共同で開催されました。 私は、「Human First Innovation for AI ethics? : a Cross-cultural Perspective on Youth and AI」というタイトルでお話しました。AI倫理や規制に関する議論には、文化的規範を理解することが必要不可欠です。そのためにはAIに関する国際比較調査を行い、普遍性と文化的特殊性を理解する必要があるのです。そこで現在行っている国連との共同プロジェクト「AIのある未来」、およびムーンショットR&Dプロジェクトで実施した調査結果について報告しました。 ベーグルエン研究所のディレクターからは、「我々はAIロボットに関する文化差について哲学的な観点からしか見ていなかったが、すでに国際比較調査を実施し、AIナラティブや政策、メディア戦略から説明したことに対して、あまりに研究が進んでいて驚いた」というコメントをいただきました。 日本のスマートロボットがグローバル市場を獲得するためには、国際的な社会受容性やニーズの理解、AIナラティブや導入に関する戦略が必要不可欠なのです。 これからも各国の研究者とともに人を幸せにするAI社会の創造に向けて、邁進していきたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。    

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国連「AIのある未来」に関する特別寄稿が出版されました@人間生活工学

国連との共同プロジェクト「AIのある未来」に関する特別寄稿が出版されました。 ご興味のある方はぜひご高覧いただけるとありがたいです。 どうぞよろしくお願い致します。 PDF国連「AIのある未来」(高橋利枝) 高橋利枝『国連「AI のある未来」: 人を幸せにする持続可能な社会の創造に向けて』人間生活工学 Vol .24 No .1 (2023.3)

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IEEEのプレスリリース:国連『AIのある未来』プロジェクトの記事が、朝日新聞デジタルに掲載されました!

IEEEのプレスリリースとして、国連『AIのある未来』プロジェクトの記事が、朝日新聞デジタルに掲載されました。   続きはこちら。 PDF版:IEEE 国連『AIのある未来』プロジェクト 「AI技術」に関しての提言…

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ソーシャルロボットの国際学会(ICSR2022)にて、2つの招待講演を行いました!

ソーシャルロボットの国際学会(ICSR2022)にて、2つの招待講演を行いました。 1つ目の招待講演は、12月13日、世界的なロボット工学の権威Paolo Dario教授からご依頼を頂き、ソーシャルロボットに関するデザインについて、人文社会科学の立場から、お話をいたしました。ロボット・エンジニアや哲学者達と共に「責任ある」ロボット開発について活発な議論を行いました。 “How can we make robots “friendly”?: recommendations from two human centered AI projects ( UN and Moonshot)” @ICSR 2022, Florence, Italy 2つ目の招待講演は、12月16日、欧州委員会のVasiliki Chcharisi氏からご依頼を頂き、若者とロボットについて、お話を致しました。 “ Gen Z, AI and Robots: cross cultural perspectives” @ICSR 2022, Florence, Italy ICSR2022では、ロボットエンジニアや哲学者、心理学者、社会学者、欧州委員会など様々な方達とAIロボットについて活発な議論を行いました。 … Continue reading

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国連のウェブサイトをアップデートしました!

国連のウェブサイトにおける「AIのある未来」プロジェクトのページをアップデートしました! unite.un.org/…/future-ai-voices-global-youth-report-launched

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国連「AIのある未来」は、AI・ロボットの「デザイン」、「ガバナンス」、「共生」に関する提言をまとめました。

国連「AIのある未来」は、世界の若者の代表と、企業、国連、欧州委員会の代表と一緒にワークショップを開催し、AI・ロボットの「デザイン」、「ガバナンス」、「共生」に関する提言をまとめました。ご参考にして頂けると嬉しいです。 プロジェクトの詳細はこちら PDF版:Recommendations – final

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国連「AIのある未来」のワークショップを開催しました!

2022年11月15日、16日の2日間にわたって、国連との共同プロジェクト「AIのある未来」のワークショップを開催しました。目的は、AIやロボットに対する若者たちの希望を、国連や政府、企業の具体的な政策や提言、AI原則に反映させることです。 第1回は『デザイン』をテーマに、2つのトピック「親密性」と「AIロボットと人間の協働」について議論を行いました。 第2回は『共生』をテーマに、2つのトピック「AI規制に関する国際的協働」と「失業」について議論を行いました。 優秀なエッセイを書いてくれた4人のZ世代が、中国、レバノン、ペルー、メキシコから参加してくれました。 国連や欧州委員会、政府、グーグル、NVIDIA、ホンダなどの企業、NPOの方々などによる活発な議論を行いました。ご参加頂きました全ての皆さまに心より感謝いたします! プロジェクトの詳細はこちら 国連のウェブサイトによる紹介はこちら

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インタビュー:早稲田大学広報誌『CAMPUS NOW』特集『早稲田大学とDX』2022年10月号

早稲田大学広報誌『CAMPUS NOW』特集『早稲田大学とDX』2022年10月号の取材を受けました! SPECIAL INTERVIEWは、パナソニック株式会社 代表取締役社長執行役員 品田 正弘さま「DXの動力源は、 人間を好きになる力」です。 DXにご関心のある方は、オンラインで読めますので、是非ご高覧いただけますと嬉しいです。 どうぞよろしくお願い致します。

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Z世代とAIロボットについての招待講演をいたしました@Haru Fest2022(ホンダ・リサーチ・インスティチュート)

ホンダ・リサーチ・インスティチュートさまより、”Haru Fest”での講演のご依頼を頂きました。 世界各国のソーシャルロボットに関する技術開発のプロセスや、倫理的問題への対応策などを学ぶことができ、とても貴重な機会を頂きました。 ご招待頂きましたRandy Gomezさま、そして関係者の皆さまに心より感謝致します。 Takahashi, T. “Engaging the Youths of Today for a Global AI Future”, Haru Fest 2022, 2022/10/30.

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国際会議IROSの35周年記念「倫理フォーラム」をオーガナイズしました。

世界最大のロボットの国際会議IROS2022 の35周年記念スペシャルフォーラムとして、「倫理フォーラム」をオーガナイズしました。 私たちの生活や人生をより豊かにしてくれるAIロボットを開発するために、「人間中心」の技術開発が求められています。フォーラムではAIロボット倫理に関する抽象的な概念や理念に留まらず、具体的なソリューションについて、話し合いました。 ご登壇頂きましたDe Montfort University のMalcolm Fisk先生、ホンダ・リサーチ・インスティチュートのRandy Gomezさま、理化学研究所の原山優子先生、成蹊大学の中野有紀子先生、九州大学の成原慧先生、素晴らしいパネルをどうもありがとうございました。 IROS 2022プログラムチェアの中内 靖先生、スペシャルフォーラムチェアの横井 一仁先生、尾形 哲也先生、そして関係者の皆さまに心より感謝致します。 文理の枠組みを超えて、今後もこのような議論が盛んに行われることを願っています

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