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- ケンブリッジ大学のAI国際会議で発表しました!
- 国連「AIのある未来」に関する特別寄稿が出版されました@人間生活工学
- IEEEのプレスリリース:国連『AIのある未来』プロジェクトの記事が、朝日新聞デジタルに掲載されました!
- ソーシャルロボットの国際学会(ICSR2022)にて、2つの招待講演を行いました!
- 国連のウェブサイトをアップデートしました!
- 国連「AIのある未来」は、AI・ロボットの「デザイン」、「ガバナンス」、「共生」に関する提言をまとめました。
- 国連「AIのある未来」のワークショップを開催しました!
- インタビュー:早稲田大学広報誌『CAMPUS NOW』特集『早稲田大学とDX』2022年10月号
- Z世代とAIロボットについての招待講演をいたしました@Haru Fest2022(ホンダ・リサーチ・インスティチュート)
- 国際会議IROSの35周年記念「倫理フォーラム」をオーガナイズしました。
Category Archives: シンギュラリティ
国連との共同プロジェクト『AIのある未来』をリリースいたしました。
この度、国連との共同プロジェクト『AIのある未来』をリリースいたしました。 ☆目的 2021年9月10日、国連グテーレス事務総長は、昨年国連が創設75周年を迎えた節目として、「私たちの共通の課題(Our Common Agenda)」を発表しました。 この11番目の課題として、「若者に耳を傾け、協働する(Listen to and work with Youth)」が掲げられています。そのため本プロジェクトは、この課題に応えるために、次世代を担う若者のAIに関する意見を国連に届け、より良い未来社会を共に創ることを目的としています。 ☆対象者 10歳から24歳の方を対象としています。 ☆内容 AIに関するアンケート調査とイマジネーション・チャレンジです。 アンケート調査では、AIとは何か?AIがもたらす新たなチャンスとリスクなどについて、質問に答えながら学べるようになっています。 イマジネーション・チャレンジでは、想像力をはたらかせて、AIのある未来を思い描いてみてください。①人を幸せにするAI、②人を不幸にするAI、③仕事の未来、の3つの選択肢の中から好きなテーマを選んで、プロポーザルを書いてください。 他の人のプロポーザルの中でいいと思うものがあったら、投票してあげてください。 ☆優秀賞 優秀者は、2022年5月、国連が主催する『若者とAI』会議にご招待し、スピーチをお願いする予定です。(オンラインの可能性あり) ☆本プロジェクトは、国連の情報通信技術局データ・分析・最先端技術部門長Lambert Hogenhout氏より依頼された、国連との共同プロジェクトです。 日本語版も作成致しましたので、多くの方にご参加頂けますと幸いです。(登録方法など、手順を説明したビデオを作成しましたので、ご参考にして頂ければ幸いです。) どうぞよろしくお願い致します。 共同研究代表 国際連合:ランバート・ホーゲンハウト(情報通信技術局データ・分析・最先端技術部門長) 早稲田大学:高橋利枝(文学学術院教授) 【お問い合わせ先】 A Future with AI運営事務局(早稲田大学高橋利枝研究室) 〒162-8644 東京都新宿区戸山1-24-1 1-24-1,Toyama,Shinjuku-ku,Tokyo,162-8644,JAPAN E-mail: afuturewithai.jp at gmail.com
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「Society 5.0: AIとロボットの未来」@Italy-Japanワークショップ2019
2019年12月5日、「ロボットと未来」に関するItaly-Japanワークショップが早稲田大学理工学部で開催されました。 「Society 5.0: AIとロボットの未来」と題した講演を、日本そして世界のロボット工学を牽引されてこられた第一線の理工系の先生達と共に、人文社会系の見解から、AIやロボットの未来についてお話させて頂きました。 ご招待いただきましてどうもありがとうございました!
『AI/ロボットの現状と未来』@IEEEプレスセミナー
2019年11月18日、大手町。IEEEのプレスセミナーにて『AIとロボットの現状と未来』と題して、講演を致しました。 質疑応答では、記者の方々から沢山の刺激的な質問を頂きました。今後、AIやロボットが一般社会に普及するにあたって、もたらされる新たなチャンスとリスクに関して、広く社会に伝えていく必要があると思いました。 お忙しい所ご参加頂きました報道関係者の皆さま、また、このような貴重な機会を与えてくださいましたIEEEに心より感謝いたします。 どうもありがとうございました!!
インタビュー:「チューリング賞受賞者ーヨシュア・ベンジオ氏」
2019年6月7日。AI大国カナダのモントリオール大学で、コンピューター・サイエンス分野のノーベル賞とも言われる「チューリング賞( 2018 ACM A.M. Turing Award )」を受賞したヨシュア・ベンジオ氏のインタビューを行いました。ヨシュア・ベンジオ氏はディープラーニングの父と言われ、ジェフリー・ヒントン氏やヤン・ルカン氏と共に、AIのブレイクスルーに貢献したパイオニア的存在です。 多くのAI研究者が大学を去り、Googleなどの企業に移ったにも関わらず、べんジオ氏は、次世代のAI研究者を育てることの大切さから、モントリオール大学に MILA (Montreal Institute for Learning Algorithms)を設立し所長を務めています。その一方で、スタートアップElement AIを立ち上げ、アカデミズムと企業の橋渡しも行っています。 今回のインタビューでは、AGIの可能性や、データバイアス、AIのチャンスとリスクなど、私がケンブリッジ大学や国際サミットや学会など、これまでの研究生活を通して疑問に思っていた点について貴重なお話を伺う事が出来ました。 インタビュー(英語)は、こちらから。
招待講演:国連ITU「AI for Good」グローバルサミット
2019年5月28日から31日まで、ジュネーブで開催された国連ITU「AI for Good」グローバルサミットに、今年も招待して頂きました!昨年は、参加者が600名くらいだったのですが、今年は3000人となり、かなり大規模になっていてびっくりしました。 昨年と今年の違いは、規模の大きさだけではなくて、参加国が多様になっていること。特にアフリカ各国の大臣が多く来ていました。ITUは、現在インターネットで繋がっているのは世界の50%に過ぎないため、残りの50%を繋げる事を目標にすると述べました。一方で、各大臣たちも、アフリカにはビジネスチャンスがたくさんあることをアピールしていました。 プログラムの構成においてトラックやセッション、登壇者も昨年とはガラリと変わりました。「AIとデータサイエンス」「AIと若者と教育」「AIと健康とウェルビーイング」「AIと人間の尊厳と包摂」「AIと宇宙産業」など。また、昨年、「AI for Good」があるなら、「AI for Bad」もあるはずだという指摘がありました。今年は、リスクに関する「AIと人間の尊厳と包摂」のトラックが設けられました。リスクに関しては、排除や差別などについて、人種やジェンダーなど様々な観点から語られました。 今回のAIサミットで、私が最も共感を覚えたのは、フランスの数学者でマクロン大統領のアドバイザーであるCedric Villami氏の講演です。Villami氏は主に4つの点について強調されました。まず、AIはとてもintelligenceと呼ぶには程遠く、人工知能と呼ぶべきではない。まだ実験段階であるため、データを共有しながら協働して実験することが大切であること。第2に、学際的なアプローチが重要なこと。第3に社会的便益のために作らなければならないこと。第4に、人間が主権的であること。AIの軍事利用や戦争を避けるためには、各国が共通の目的に向かって開発することが必要だと述べられました。 私は「若者とAI」のトラックに招待されました。2016年からこれまで3年間日本の若者を対象に行って来た「若者とAI」プロジェクトの調査結果に基づいて、AIがもたらす新たなチャンスとリスクや、AIリテラシーや教育において必要な点、そしてAI社会の構築に必要な「ヒューマン・ファースト・イノベーション」について提案を致しました。 現在、AIは国境を越えた社会的インパクトの大きさから、環境問題などと同様にグローバルな問題となっており、他国との協働が求められています。今後も日本からの発信、そして共によりよいAI社会を創るための提案をしていきたいと思います。
ディープマインドによるセミナーに参加しました。@ケンブリッジ大学工学部
2019年1月25日。ケンブリッジ大学工学部主催のディープマインドによるセミナーに参加しました。 実際にどのような種類のデータを用いてアルゴリズムを生成しているのか実例を用いて解説してくれました。セミナーの後、マシンラーニングやアルゴリズムが人々に信頼されるためにどうしたらいいのか、工学部の研究者と共に学際的な共同プロジェクトの可能性を探りました。 ちなみにAGIに関しては、それほど遠くない未来、20年後くらいには、作ることができると言っていました。その根拠に関しては、聞いても教えてくれませんでしたが。。。今度お目にかかった時に、しっかりと伺いたいと思います!
招待講演:『AI/ロボットの社会的インパクト』@「EU-Japan 超高齢社会におけるAI/ロボットの未来」
2018年10月8日、ブリュッセルにて。EUと日本の「超高齢社会におけるAI/ロボットの未来」にご招待していただきました。私は、『AI/ロボットの社会的インパクト』についてお話しました。 このイベントには、兒玉和夫EU日本政府代表部特命全権大使やULBブリュッセル自由大学総長も参加され、超高齢社会に向けてAIやロボットの未来について活発なディスカッションが行われました。 早稲田大学の橋本副総長や高西教授、イタリアのFabio Bonsignorio教授など、世界のロボット研究を代表する方々と共に登壇出来てとても光栄でした。
招待講演:『AI /IoTが変革する社会』@スマートファクトリーJapan 2018
2018年6月1日、東京ビックサイトにて。スマートファクトリーJapan 2018、『AI /IoTが変革する社会』にご招待いただきました。 NEC取締役CTO江村克己さま、JAL執行役員の西畑智博さま、産総研理事の関口智嗣さまとパネルディスカッションを行いました。 当日は、500名以上の方が来場され、皆さまとても熱心に聞いて下さいました。これまで学問で培ってきた様々な理論やアイデアを社会で実現するために、今後ますます産官学連携の活動を行って参りたいと思います。 経産省の末松広行局長はじめ、スマートファクトリーJapan 2018主催の日刊工業新聞社の林英雄さま、関係者の皆さまに心より感謝致します。
招待講演:アルスエレクトロニカ2017
2017年9月7日から11日まで、オーストリアのリンツにて、アルスエレクトロニカが開催されました。 私は、ARS ELECTRONICA TOKYO INITIATIVEで、2020年東京オリンピックと未来の日本についてお話しました。 アルスエレクトロニカ2017のテーマは『The Artificial Intelligence -The Other I 』 “The Other I”- Technology as Antagonist or Alter Ego? 「もう一人の私」-AIは人間のライバルか?分身か? 人間を参照し真似をすることによって発展して来たAIやロボット。しかしながらその目覚ましい発展により「もう一人の私」とも呼べる存在になりつつあるAIに対して、人間が抱く懸念や葛藤を、アーティストや科学者、産業など多様な形で表現していました。
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