Category Archives: SDGs

ソーシャルロボットの国際学会(ICSR2022)にて、2つの招待講演を行いました!

ソーシャルロボットの国際学会(ICSR2022)にて、2つの招待講演を行いました。 1つ目の招待講演は、12月13日、世界的なロボット工学の権威Paolo Dario教授からご依頼を頂き、ソーシャルロボットに関するデザインについて、人文社会科学の立場から、お話をいたしました。ロボット・エンジニアや哲学者達と共に「責任ある」ロボット開発について活発な議論を行いました。 “How can we make robots “friendly”?: recommendations from two human centered AI projects ( UN and Moonshot)” @ICSR 2022, Florence, Italy 2つ目の招待講演は、12月16日、欧州委員会のVasiliki Chcharisi氏からご依頼を頂き、若者とロボットについて、お話を致しました。 “ Gen Z, AI and Robots: cross cultural perspectives” @ICSR 2022, Florence, Italy ICSR2022では、ロボットエンジニアや哲学者、心理学者、社会学者、欧州委員会など様々な方達とAIロボットについて活発な議論を行いました。 … Continue reading

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国連「AIのある未来」のワークショップを開催しました!

2022年11月15日、16日の2日間にわたって、国連との共同プロジェクト「AIのある未来」のワークショップを開催しました。目的は、AIやロボットに対する若者たちの希望を、国連や政府、企業の具体的な政策や提言、AI原則に反映させることです。 第1回は『デザイン』をテーマに、2つのトピック「親密性」と「AIロボットと人間の協働」について議論を行いました。 第2回は『共生』をテーマに、2つのトピック「AI規制に関する国際的協働」と「失業」について議論を行いました。 優秀なエッセイを書いてくれた4人のZ世代が、中国、レバノン、ペルー、メキシコから参加してくれました。 国連や欧州委員会、政府、グーグル、NVIDIA、ホンダなどの企業、NPOの方々などによる活発な議論を行いました。ご参加頂きました全ての皆さまに心より感謝いたします! プロジェクトの詳細はこちら 国連のウェブサイトによる紹介はこちら

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AIガバナンス・シンポジウムシリーズ「人間中心のAIに向けて: 日本モデル」(イェール大学/ジョージタウン大学共催)にて、『ヒューマン・ファースト・イノベーション』についてお話をしました!

2022年4月8日、AIガバナンス・シンポジウムシリーズ「人間中心のAIに向けて: 日本モデル」(イェール大学/ジョージタウン大学共催)が開催されました。 東京大学未来ビジョン研究センター長の城山英明先生、中央大学の平野晋先生と一緒にパネリストとして参加いたしました。 ジョージタウン大学法科大学院April Doss教授による開会のご挨拶の後、最初に城山先生が、日本の国際戦略と文化的次元(人とAIの関係)についてお話されました。 次に、平野先生が、内閣府の人間中心のAI社会原則、総務省のガイドライン(開発、利活用)、OECD、G20の原則等についてお話されました。 最後に私から、『ヒューマン・ファースト・イノベーション』について、現在行っている国連『AIのある未来』プロジェクトと、人文社会系の立場から参加しているJSTムーンショットR&Dについてお話ししました。 質疑応答の後、「日本がAIガバナンスの構築で世界に貢献できること(強み)は何か、或いは世界とどう協力すべきか」についてパネリスト全員がそれぞれの立場から意見を述べました。 最後はジョージタウン大学 Anupam Chander教授によるクロージングリマーク。そしてシンポジウムは無事に終わりました。 オーガナイザー、モデレーターを務められたジョージタウン大学の吉永京子さん及び関係者の方々、ご参加頂きました皆さまに、心より感謝いたします。ご招待頂きまして、どうもありがとうございました。

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パネリスト:国際コミュニケーション・フォーラム 『シン・デジタル政府』

2021年9月29日、2021年度春季(第44回)国際コミュニケーション・フォーラムのパネリストとして、ご招待いただきました。 情報通信学会のパネルの詳細につきましては、以下の通りです。 『シン・デジタル政府』-人にやさしいハンコのデジタル化は可能か 開催趣旨 20年ぶりにIT基本法が改正され、デジタル社会形成基本法が成立した。「誰ひとり取り残さない、人にやさしいデジタル」実現に向けて、9月1日のデジタル庁発足など、デジタル改革は本格化する。この改革では技術的・法制度的課題だけではなく、調達制度などマネジメントの課題、データ活用に関する透明性・信頼性の課題など山積する課題を克服し、デジタル社会を牽引する政府(国・自治体)のデジタルトランスフォーメーションが求められている。本フォーラムでは、デジタル政府を担う政治・行政、民間企業、研究者、消費者・市民などさまざまな立場の方々にご参加いただき、「人にやさしい」「デジタルトランスフォーメーション」の実現方策や、「さらにその先」のデジタル政府に向けたビジョンと課題などを展望したい。 〇2日目:2021年9月29日(水)18:00~20:00 18:00~18:05 前回まとめ・主旨説明 三本松憲生 (情報通信学会 理事/情報通信総合研究所ICTリサーチ・コンサルティング部 主任研究員) 18:05~18:30 基調講演 「デジタルの力を最大化するデジタルガバメントのあり方」 安宅和人(慶應義塾大学環境情報学部 教授/ヤフー株式会社CSO) 18:30~19:30 パネル・ディスカッション 「デジタルの力を最大化するデジタルガバメントのあり方(仮)」 安宅和人(慶應義塾大学環境情報学部 教授/ヤフー株式会社CSO) 高橋利枝(早稲田大学文学学術院 教授) 庄司昌彦(情報通信学会 理事/武蔵大学社会学部 教授) 19:30~20:00 質疑応答

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記事:「IEEEがプレスセミナーを開催『AI/ロボットの現状と未来』」@朝日新聞デジタル&M他

11月24日に行いましたIEEEプレスセミナーの様子が「朝日新聞デジタル&M」他多数の媒体に掲載されました。どうぞよろしくお願いいたします!!  

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「Society 5.0: AIとロボットの未来」@Italy-Japanワークショップ2019

2019年12月5日、「ロボットと未来」に関するItaly-Japanワークショップが早稲田大学理工学部で開催されました。 「Society 5.0: AIとロボットの未来」と題した講演を、日本そして世界のロボット工学を牽引されてこられた第一線の理工系の先生達と共に、人文社会系の見解から、AIやロボットの未来についてお話させて頂きました。 ご招待いただきましてどうもありがとうございました!

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『AI/ロボットの現状と未来』@IEEEプレスセミナー

2019年11月18日、大手町。IEEEのプレスセミナーにて『AIとロボットの現状と未来』と題して、講演を致しました。 質疑応答では、記者の方々から沢山の刺激的な質問を頂きました。今後、AIやロボットが一般社会に普及するにあたって、もたらされる新たなチャンスとリスクに関して、広く社会に伝えていく必要があると思いました。 お忙しい所ご参加頂きました報道関係者の皆さま、また、このような貴重な機会を与えてくださいましたIEEEに心より感謝いたします。 どうもありがとうございました!!  

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コラム:『人工知能(AI)のもたらす新たなチャンスとリスク』@情報通信白書、総務省

2019年7月9日、令和元年版情報通信白書が総務省ホームページにおいて公表されました!私もコラムを書かせて頂きました。どうぞよろしくお願い致します!!  

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インタビュー:「チューリング賞受賞者ーヨシュア・ベンジオ氏」

2019年6月7日。AI大国カナダのモントリオール大学で、コンピューター・サイエンス分野のノーベル賞とも言われる「チューリング賞( 2018 ACM A.M. Turing Award )」を受賞したヨシュア・ベンジオ氏のインタビューを行いました。ヨシュア・ベンジオ氏はディープラーニングの父と言われ、ジェフリー・ヒントン氏やヤン・ルカン氏と共に、AIのブレイクスルーに貢献したパイオニア的存在です。 多くのAI研究者が大学を去り、Googleなどの企業に移ったにも関わらず、べんジオ氏は、次世代のAI研究者を育てることの大切さから、モントリオール大学に MILA (Montreal Institute for Learning Algorithms)を設立し所長を務めています。その一方で、スタートアップElement AIを立ち上げ、アカデミズムと企業の橋渡しも行っています。 今回のインタビューでは、AGIの可能性や、データバイアス、AIのチャンスとリスクなど、私がケンブリッジ大学や国際サミットや学会など、これまでの研究生活を通して疑問に思っていた点について貴重なお話を伺う事が出来ました。 インタビュー(英語)は、こちらから。

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米州国際経済フォーラムに参加しました!

2019年6月10日から4日間に渡ってモントリオールで開催された米州国際経済フォーラムに招待して頂きました。 AI、ロボット、ブロックチェーン、フィンテックなど、新しいテクノロジーのインパクトについて、各国首相や大臣、CEOなどが集まって、連日活発な議論が行われました。 AIの規制や倫理に関する議論では、最初から規制するのではなく、アメリカのシリコンバレーの文化のように、まずは自己規制(self-regulation)で初めてみて、問題が表明したら、アクションを起こすというプロセスの方がいいのではという意見がありました。すなわち最初から規制することによってイノベーションが妨げられるよりは、規則や法律はいつでも変えられるため、規制を設けずに企業の自己規制に任せて、イノベーションを尊重する方がいいということです。しかしながらこの方法が機能するためには、企業とアカデミック、自然科学と人文社会科学などのコラボレーションや、一般市民のエンゲージメントなどが必要となる点も指摘されました。 また、AIによる中国の監視社会やロシアの権威主義など、国家レベルでのAIのリスクについても議論されました。特に、中国のAI開発に関する懸念が、基調講演やセッションなどでかなり多く表明されました。中国のAI開発が西欧諸国よりも進んでいる点、データが国家により集められ人々の監視や統制に使用されている点、そして冷戦以降の新たな国家間における緊張関係を引き起こしかねない点など。 今回、経済フォーラムに参加して考えたことは、AI開発によって世界の構図が塗り替えられる可能性についてです。これまで、グローバル化の過程は、特に西欧諸国においては「西欧vs.その他」という構図で捕らえられて来ました。しかしながら、AIの社会的インパクトの大きさから、「AI先進国家(あるいはDigital Nation)vs.その他」にパワーチェンジしていくのかもしれません。このことのもたらす意味に関しては、また別の機会に述べたいと思います。 今回の経済フォーラムには、カナダやアメリカの政界や産業界から4000人の参加者が集まり、AIに対する関心の高さを肌で感じる事が出来ました。昨年と比べると、AIのセッションが増え、さらにビジネス界の参加者がかなり多くなったそうです。 日銀副総裁の若田部昌澄さんをはじめ、多くの方にお目にかかる事が出来ました。ご招待いただきまして、どうもありがとうございました。  

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